![Deep & Strong Impact](../img/technology/logo.png)
1低&深重心ヘッドを実現した
「パワーブースター」
低重心にすれば重心深度は浅くなる。また、深重心にするほど重心位置は高くなる。ボールを上げやすくするには低重心、やさしいクラブにするには深重心にしなければならない。しかも、これをソール幅を広げないヘッド形状で達成したい。
この物理的に相反する「低&深重心」が、リョーマ独自のヘッド構造と溶接技術により誕生した。超高比重パワーブースターは、比重17※タングステンパウダーの粉末冶金で成形。重心パターンの徹底的な解析と、低重心かつ深重心を高次元で両立したことで、前後左右にブレにくいアイアンが完成した。
※ 汎用工業素材の中で、地球上で最も重い金属(通常のゴルフヘッドに用いられる鋳造タングステンは比重11)
![低重心を実現するソール部 低スピンを実現するフロント部 深重心を実現するリア部 スイートエリアを左右に広げるヒール←→トゥ配分](../img/technology/iron_02/photo01.png)
![低重心を実現するソール部 低スピンを実現するフロント部 深重心を実現するリア部 スイートエリアを左右に広げるヒール←→トゥ配分](../img/technology/iron_02/sp_photo01.png)
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2打点による飛距離のズレを抑える
「チタンスプリングフェース」
一般的なアイアンで、ティーアップしたボールと地面のボールを打ち比べてみると、その飛距離は異なってくる。ティーアップしたボールの初期打点はリーディングエッジから約18mm。それに対し、地面にあるボールは約9mmである。さらには、ボ-ルが浮いたラフと沈んだラフでも、打点は上下に大きく変わる。つまり、打点位置が変わることで飛距離が変わってしまうのだ。打点の変化に伴いボール初速とスピン量も変化し、それ故、「飛距離のズレ」が生じてしまう。
リョーマは他社とは異なる「チタン合金製スプリングフェース」を開発。パワースプリングゾーンでフェースが大きくたわみ、あらゆる打点で高初速を放出する。
![ティーショット時の初期打点 スコアライン4本目(18mm) パワースプリングゾーンの可動量 少 セカンドショット時の初期打点 スコアライン2本目(9mm) パワースプリングゾーンの可動量 最大](../img/technology/iron_02/photo02.png)
![ティーショット時の初期打点 スコアライン4本目(18mm) パワースプリングゾーンの可動量 少 セカンドショット時の初期打点 スコアライン2本目(9mm) パワースプリングゾーンの可動量 最大](../img/technology/iron_02/sp_photo02.png)
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3ダフっても助けてくれる
「アシストソール」
フェアウェイ等のやさしいライでは、狭めのソールでシャープな振り抜きを実現。ダフッた場合やフェアウェイバンカーでは、深くヘッドが入らないようアシストソールが加わった「超幅広ソール」となることで飛距離ロスや過剰なヘッドターンを抑制。ミスが最小限となって、スコアメイクに大きく貢献する。
![アシストソール クリーンヒット時のソール幅 狭めのソールでシャープな抜け アシスト時のソール幅 ダフってもソールが深く入らない](../img/technology/iron_02/photo03.png)
![アシストソール クリーンヒット時のソール幅 狭めのソールでシャープな抜け アシスト時のソール幅 ダフってもソールが深く入らない](../img/technology/iron_02/sp_photo03.png)
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4番手別の
最適打出し角度&スピン量設計
球筋と飛距離はロフトで決まるものではなく、打出し角度とスピン量で決まる。RYOMA Ironはパワーブースターを番手別に設計することで最適な打出し角度とスピン量を実現。番手間の距離差を理想のものにした。
![最適な打出し角度とスピン量に導く番手別重心設計](../img/technology/iron_02/photo04.png)
![最適な打出し角度とスピン量に導く番手別重心設計](../img/technology/iron_02/sp_photo04.png)
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5フェース中央にあるスイートスポット
一般的なアイアンヘッドはネック部分が重いため、スイートスポットはフェース中央からヒール側に5~7mmほど偏ってしまう。これをフェース中央でヒットすると、インパクトでフェースが開き気味になり、エネルギーロスによる初速の低下が生じる。元来ヒール側でヒットすべき構造であるため、フェース中央で打っても良い結果は生まれにくいのだ。リョーマは、ヘッド全体を薄肉軽量化し、その分の重量をトゥ側下部に移動して、スイートスポットをフェース中央に配置。その結果、さらなる低重心化をも同時に達成したのだ。
![スイートスポットをフェース中央下部に移動 RYOMA Iron 一般的なアイアン トゥ下部のワイド化&重量増加](../img/technology/iron_02/photo05.png)
![スイートスポットをフェース中央下部に移動 RYOMA Iron 一般的なアイアン トゥ下部のワイド化&重量増加](../img/technology/iron_02/sp_photo05.png)
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6従来アイアンにない広域スイートエリア
従来アイアンが難しいのは、その形状により自ずとスイートエリアが狭くなってしまうからである。リョーマは低&深重心特性は元より、通常起こりうるミスショットを全て想定し、ヘッド内部に様々なメカニズムを構築した。その結果、RYOMA Ironは、従来アイアンではありえない驚異的な広域スイートエリアを実現したのだ。
![RYOMA Ironのスイートエリア 一般的なアイアンのスイートエリア](../img/technology/iron_02/photo06.png)
![RYOMA Ironのスイートエリア 一般的なアイアンのスイートエリア](../img/technology/iron_02/sp_photo06.png)